保育室から園庭への「避難訓練」を年6回実施しています。
そのうち1回は、消防署職員に来園していただき、指導を受けています。
年に一度の防災降園訓練
消防署職員による消火訓練を実施
消防署職員による放水訓練見学
園庭は、金沢区の広域避難場所(大火災時に避難する場所)である能見台北公園に隣接し、上の写真のように広さに余裕がありますので、多くの園児を引率し長い距離を移動することの困難さを考え、幼稚園内において、園児の安全を確保することを基本としています。
なお、当園所在地は「横浜市の津波浸水マップの浸水地域」から外(はず)れています。
(津波や津波に起因する火災・延焼等の心配がありません。)
「れんらくアプリ」の一斉送信による連絡網を備えています。
(災害時は、パソコン等のネットワーク接続機器が停電で起動できないことなどを想定し、複数の職員の「携帯電話から一斉送信」できるようにしています。)
また、通園バスとの連絡については従来携帯電話を使用していましたが、2020年8月より災害時にも繋がりやすいIP無線電話を導入しました。
保護者との連絡が取れなくなることを前提として、あらかじめマニュアルを備えています。保護者の方には、周囲の様子(余震、交通渋滞等)を確認された後、幼稚園までお迎えに来ていただくことをお願いししています。
また、通園バスによる送迎中は、あらかじめ定めた避難所へお迎えをお願いしています。
さらに、預かり保育中などに、保護者の方が遠くへ出かけられていて、お迎えが遅くなる時に備え、待機室として利用できる「和室」に非常食と暖房機器を常備しています。
「ふれあい館 お茶会で使用中の和室」
幼稚園の園舎は1988(昭和63)年施工であり、新耐震基準で建てられています。
新耐震基準の建物は比較的地震に強いと言われています。